トップコミットメント

2019年9月現在

次の10年に向けて ——世界最強の「相合」精密部品メーカーを目指す

画像:ミネベアミツミ株式会社 代表取締役 会長兼社長執行役員 貝沼 由久 2018年度は、売上高、営業利益、当期利益において過去最高を更新し、今期は「売上高1兆円」の達成が視野に入ってまいりました。

代表取締役に就任してからの10年、さまざまな技術を「相合(=相い合わせる)」することで、世界に二つとない独自の企業をつくろうと努力してきました。結果として、この10年で売上高3.5倍、営業利益5.4倍と、めざましい成長を遂げただけでなく、ポートフォリオの再構築を行ったことで、次の10年への基礎固めができたと考えています。

ここから次の10年は、持続可能な成長を遂げるためにも、社会から常に必要とされる製品をどう生み出していくかが大きな課題になります。

まず、祖業であるベアリングや、モーターをはじめとする主力事業で圧倒的なシェアを獲得し、収益力の向上を引き続き進めるとともに、既に持っている高い技術をベースに多角化を推し進めていきます。2019年度には自動車部品メーカーのユーシンがグループの一員となったことで、当社の事業に新たに「アクセス製品」が加わりました。これまでコア事業として掲げてきた「ミネベアミツミ7本槍」をさらに広げ、「新8本槍」として拡大していきます。

また、「超精密機械加工技術」等の当社コア技術と、「新8本槍」製品を相合することで、医療、インフラ、住宅機器等の新分野でのシナジーを創出し、新市場を開拓していきます。これによってニッチマーケットを中心に世界最強の「相合」精密部品メーカーを目指したいと考えています。

また、グループの拡大が続く中、従業員との間で基本的な価値観を共有することがますます重要になっています。社是でありサスティナビリティについての基本的な考えである「五つの心得」を、業務の中で常にしっかりと意識することがその第一歩です。

そのために、2019年度はサスティナビリティ推進部門を新設するとともに、マテリアリティ(重要課題)を特定しました。「社会の発展に貢献する価値の創造」「すべての従業員が力を最大限発揮できる環境づくり」「社会を支える精密部品の安定供給」という3つの重要テーマの下、10の課題をマテリアリティとして定めています(詳細は本レポートP.7をご覧ください)。

これからも「よりよき品を、より早く、より安く、より多く、そして賢く」という「真摯なものづくり」を実践することで、企業として持続的な発展につなげてまいります。この実践の積み重ねを通じて、次の10年もさらに社会から必要とされる存在として発展していきたいと考えています。

社会の発展に貢献する価値を創造する

企業が長期的に発展していくためには、マテリアリティの重要テーマとしても掲げた「社会の発展に貢献する価値の創造」を継続していくことが不可欠です。そのためにも、当社のコア事業である「新8本槍」において、「相合」によるシナジーを積極的に生み出していかなくてはなりません。

そのようなシナジーから生まれてきた製品の中でも、「新製品三羽烏」として特に力を入れてきた「スマートLED照明SALIOT(サリオ)」「スマートシティソリューション」「ベッドセンサーシステム®※」は、いずれも堅調に売上を伸ばしています。特に「スマートシティソリューション」については、販路が拡大しただけではなく、住宅機器事業も手掛けるユーシンが加わったことで、「スマートハウス構想」とその領域を拡大することも可能になりました。

さらに2019年度は、こうした環境貢献機能を有する製品を「ミネベアミツミグリーンプロダクツ」として認定し、開発?販売を推進するための制度を制定しました。今後ますます社会の発展に貢献してまいります。

※ベッドセンサーシステムはミネベアミツミ株式会社の登録商標です

サスティナブルな事業運営に向けて

また、ほかのマテリアリティの重要テーマである「すべての従業員が力を最大限発揮できる環境づくり」「社会を支える精密部品の安定供給」については、事業と社会、双方の持続可能性を考え、必ず乗り越えなくてはならない課題です。

特に、従業員なくして企業は存在し得ないという意味で、従業員一人ひとりに最大限に力を発揮してもらうことが最も重要と考えます。さまざまな国、文化的背景をもつ従業員がいる環境の中で、当社グループの一員として同じ企業文化、情熱、プライオリティをもって動ける人材育成の仕組みと、多様な人材が活躍できる風土づくりに注力しています。

また、経営理念を共有するマネジメント層を一人でも多く増やしていくため、次世代リーダーの育成には特に力を入れています。これは日本人従業員に限った話ではなく、海外拠点からグループ全体を担えるリーダーを育成することも重要です。タイ?中国をはじめ各国で現地リーダー育成のための取り組みも強化しています。

情熱で次の未来を開く

冒頭で申し上げましたように、当社グループは次の成長段階に入ろうとしています。会社の規模が大きくなっても、当社グループの力、スピード、未来を形づくるのは「情熱」であるという私の考えに変わりはありません。従業員一人ひとりが自ら高い目標を掲げ、それを達成していくことで、コーポレート?スローガン「Passion to Create Value through Difference」(常識を超えた「違い」による新しい価値の創造)を実現していきます。そして、高い目標に果敢に挑戦する「Passion(情熱)」を共有する組織をつくり、グループ全社一丸となれば、売上高2.5兆円?営業利益2,500億円の達成は可能であると考えています。

本レポートでは、当社グループがいま取り組んでいる事業活動とCSR活動について、多彩な角度から詳しく紹介しています。多くの皆様からご意見を頂戴して今後の企業活動に反映させていきたいと考えていますので、どうぞ忌憚のないご意見をお寄せください。

ミネベアミツミ「新8本槍」戦略

画像:ミネベアミツミ「新8本槍」戦略 当社グループの強みが生かせる、相合力を使える、ベアリング、モーター、センサー、コネクター/スイッチ、 電源、無線/通信/ソフトウェア、アナログ半導体を7本槍戦略として事業の中核としてきました。新たにユーシンが保有するドアハンドル/ドアラッチ等のアクセス製品を加えた新8本槍を中心とする多角化経営により、持続的な成長をはかります。

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